自衛隊丘珠駐屯地協力会会長就任ご挨拶

2021.08.01


   我が国の安全保障環境は、かってないほど厳しい状況にあります。また、毎年のように風水害、地震、火山の爆発などの自然災害に見舞われ、自衛隊の活躍がなければ、私たちは一日たりとも安全安心な日常が送れません。
  そして、昨年2月からの新型コロナ禍においても、患者の空輸やワクチン大規模接種会場の運営など、大変な活躍ぶりを連日目にします。「ことに臨んで危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め国民の負託にこたえる」という崇高な使命を持つ自衛隊に対する理解と期待、信頼はかってないほど高まっております。昨年からのコロナ禍で、駐屯地の隊員と地域の方々との緊密な連携、相互の親睦をはかる機会が大幅に減少していることを大変残念に思うところです。
   有事の際はもちろん、北海道・札幌の防災、経済、医療、観光の重要な拠点である丘珠空港は、北部方面航空隊丘珠駐屯地隊員の存在なくして成り立ちません。官民共用空港の丘珠空港の管制すべてをカバーし、全国でも有数の積雪寒冷地にある空港の除雪に奔走するというような隊員の活躍を地域の方々に正しく理解していただくよう努力してまいります。
   今後、森 貴義丘珠駐屯地指令をはじめ、隊員の皆様との絆をより一層深めるとともに、本会の発展のため、一層精進する所存です。
  ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、会長就任のご挨拶とさせていただきます。