私の決意

 令和5年1月5日        ごあいさつ

 
 新年あけましておめでとうございます。
 長期化するコロナ禍、そして昨年2月のロシアの軍事侵攻に端を発したウクライナ危機が私たちの生活を圧迫しています。しかし、これからは身をすくめて嵐の去るのを待つのではなく、逆境で得た知恵を生かしながら、したたかに前進しなくてはなりません。
 札幌市は昨年市政100周年の節目を迎えました。今年は次なる100年の第1頁です。
2030年の新幹線札幌開業と丘珠空港の滑走路延長・就航路線の拡充は札幌・東区の歴史的な飛躍につながるとともに、道都としての使命でもあります。
 私は、東区の潜在力を結集するとともに、新たに「通年型カーリング場・アイスリンク(アイスパーク)」の整備など具体的な提案をしながら、空港周辺の活性化・賑わいづくりに取り組んでまいります。
 いよいよ札幌市も少子高齢化が深刻となり人口減少の時代に入りました。
 2025年には団塊の世代すべてが75歳以上となり、そのすぐ後には国内人口の3割が65歳以上となり、生産年齢人口が著しく減少する2030年問題が待ち受けています。
国も地方も経済はもちろん、医療や子育て、教育、高齢者福祉等を充実させることが第一であり、課題と責任をしっかり自覚しながら誰もが夢や希望の持てる魅力あふれる札幌・東区の街づくりに全力を尽くしてまいります。
 今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 この一年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
 
                                      
                                  札幌市議会議員 鈴木 健雄
 
 
 
令和4年12月10日   夢を諦めない 
 
私の決意        

   
 皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
   日頃より議会活動、後援会活動に対し深いご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
   平成31年、皆様の温かいご支援で7期目の当選を果たさせていただきましてから、早いもので3年8ヵ月が経過いたしました。
   今期は、経済観光・文教・厚生の各常任委員会に所属し、市政に係る諸問題に議論を重ねてまいりました。

   さて、新型コロナウイルスのパンデミックが始まってからすでに3年近くが経ち、社会は新しい局面を迎えつつあります。依然として未知の部分も多く予断の許されない新型コロナですが、試行錯誤の積み重ねもあって、わずかながら光が見えつつあります。
   コロナ禍によって私たちの行動は多くの制約を受け、がまんを強いられ、変容を余儀なくされました。しかし、今の私たちに必要なのは、身をすくめてただ嵐が通り過ぎるのを待つのではなく、変化と制約の中でも歩み続けるしたたかさとしなやかさではないでしょうか。

    2022年2月のロシアの軍事侵攻に端を発したウクライナ危機が世界経済に影響を落とし、円安、物価高が私たちの生活を圧迫しています。コロナ禍とウクライナ危機とダブルパンチを受けた企業、個人への支援を急がなくてはなりません。
 札幌市、そして北海道の産業をけん引する観光産業はコロナ禍によって危機的な状態となりました。事業継続のために必要な支援を行うとともに、アフターコロナに向け、安全安心で魅力的な観光環境づくりとインバウンド回復に向けた戦略が必要です。
 
    少子高齢、人口減少がさらに加速する2025年には団塊の世代すべてが75歳以上となり、そのすぐ後には国内人口の約3割が65歳以上になり、生産年齢人口が著しく減少する2030年問題が待ち受けています。生産性が低下し経済が失速しているなかで、増加する医療・介護・年金をはじめとする社会保障費などを支える側の負担は耐えられるのか。
   日本の出生率は1970年から下降を続けていますが、同じように1970年から80年にかけて出生率が低下した欧米は90年ごろから回復し、フランス1.9(2021年)スウェーデン1.7(2021年)まで回復しています。
   
    一方、日本は1.30(2021)であり、その中でも札幌市は1.16(2019年)という東京に次いで全国で下から2番目です。
 回復しない日本の出生率の背景には、国の取り組み方の違いがあります。家族支援にかける費用のGDP比を見ると、日本の1.79%(2017年)は、スウェーデン3.4%(2017年)フランス3.5%(2017年)の約半分です。支援の内容を見るとフランス、スウェーデンにおいては、家族手当等の経済支援に併せ、出産、子育てをしている人たちが就労に関しても幅広い選択ができる「両立支援」に早い時期から取り組んできたということです。
   日本よりも先に出生率の低下が始まった欧米諸国の取り組みに学び、時間がかかったとしても国と地方が一体となって思い切った政策をとることで、深刻な少子高齢化にも光が見えてくるはずです。

   私はかねてから、地域において人々が年齢を超えて助け合い、支えあう共生社会の実現を目指してまいりましたが、この3年間に最も大きなダメージを受けたといっていいのが、地域の「絆」です。コロナ禍は人と人とのあらゆる絆を分断し、社会からぬくもりと潤いを奪いました。おじいちゃん、おばあちゃんに会うことのできない子どもたち、サークル活動はもちろん対面での授業を受けられない学生。趣味の集まりもみんなで食事をすることも危険行為とされてしまう。
 
   ひとは本来つながりを求め、集まりたがる生き物です。コロナ禍で取るようになった人同士の物理的な距離はそのまま心と心の距離になり、地域の表情を今まで見たことのないようなよそよそしいものに変えました。絆を繋ぎなおし、人間が人間らしく、年齢や立場を問わず生き生きと活動できる社会を取り戻さなくてはなりません。時代が変化し、状況が変わっても人間の本質はそう変わるものではありません。コロナ禍、あるいは現在の八方塞がりの世界情勢のもとでも、私たちは夢を諦めるべきではない。夢が今すぐかなわなくても社会経済活動を維持し、健康な血液を体中に廻らせるように社会を動かしていけば希望は見えてくるものと信じています。
   
   札幌の経済を元気にし、すべての人が暮らしやすく、子供たちが夢を持ち、そしていくつになっても夢を追い続けることのできるようなまちをつくりたい。
   札幌市民、東区民の声に謙虚に耳を傾け、次の100年への着実な一歩を踏み出したいと考えています。
   今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 
   令和4年12月吉日
                                        札幌市議会議員 鈴木 健雄
 

 
 
令和4年11月30日   東区栄町つどーむ敷地内にアイスパーク構想提案

私の決意

 
 ●丘珠空港の滑走路延長と就航路線の拡充
 ●空港を中心とした新街づくり計画の早期策定
 ●通年型カーリング場・フィギャースケートリンク等(アイスパーク構想)の新設で地域活性化と魅力アップへ!
 
 氷上のチェスと言われ近年人気の高まる一方のカーリング。
現在札幌でカーリングが楽しめるのは、草分けである美香保体育館と豊平区どうぎんカーリングスタジアムの2か所だけ。実は、平成9年に札幌で初のカーリング場が美香保体育館に誕生したのは平成8年3月の予算特別委員会での私の提案と再質問でした。当時はマイナースポーツであったカーリングですが、地元の愛好者たちと事務所の近くの新生公園で水を撒いてテントを張ってシートを手作りしたことを思い出します。
   
 あれから25年余り。愛好者も増え選手層も厚くなり、本格的な通年型の道銀カーリングスタジアムも誕生しました。以来、札幌市カーリング協会の顧問を務め、役員・選手の皆さんや愛好者の方から要望など伺ってまいりました。近年はオリンピックなどで日本選手の活躍もあって愛好者が増加し、修学旅行生や観光客からも予約があり、飽和状態で断ることも多く、選手の練習もままならないほどに。
小さくても練習するところが欲しい、通年型の2館目があったら。修学旅行生や観光客の方々の指導などができれば、スポーツツーリズムの時代にあって、我々もカーリングの普及とともに札幌市の経済の活性化にも貢献する気持ちはある。

そんな声を聞き札幌市に提案しました。
 
   スポーツが観光の核となりうる時代です。札幌市も通年型カーリング場の新設には前向きな姿勢を示しているところであり、私は交通の利便性・地域の活性化・札幌市全体のスポーツ施設のバランスなど考えたとき、丘珠空港があり、地下鉄があり、つどーむがあり、モエレ沼公園(R6、硬式野球場供用開始)・さとらんど・百合ヶ原公園などがあり、さらに私が平成9年から提案し、平成26年度から供用開始となっている栄町交通広場があり、バス・地下鉄等の需要喚起策にもつながるなど、自然にも恵まれた栄町周辺が最もふさわしいと確信しています。そこで用地取得費のかからない、駐車場も広い東区「つどーむ」の敷地を活用し、通年型のカーリング場・スケートリンクの2面を合築で整備すべきと提案しています。
来年度は札幌市も丘珠空港周辺を高次機能交流拠点に指定し、都市機能の集積や地域の魅力向上に取り組む姿勢を見せています。

 産業・観光・それにスポーツを加え、それぞれの施設が付加価値を高め、相乗効果によって街の賑わい。地域の活性化をはかるためにも、今熱い視線が集まるカーリングの新たな聖地を栄町、丘珠空港周辺に誕生させるため、具体的提案をしながら全力で頑張ってまいります。カーリング場・フィギャースケートリンクにつきましてもご理解ご支援をお願い申し上げます。


令和4年11月30日
                                    札幌市議会議員 鈴木 健雄
 
 
 
令和4年11月1日  KEEP MOVING 
 
私の決意

 
   2022年11月現在、新型コロナウイルスによる感染症は依然として、終息していません。さらに2月にロシアがウクライナに進行して始まったウクライナ危機は世界経済をマイナスのスパイラルに巻き込み、円安、物価の高騰が私たちの生活を圧迫しています。
 
 今、世界中で起きていること、実際に身近に起きているさまざまな問題の解決策を見出すことはそれほど簡単ではありません。しかしそれは解決策がないということではなく、正解は意外なところに隠れているのかもしれません。井戸の底に落ちた人が、上からのかすかな光を頼りに足がかりを探すように、希望を失わずに考え続け、良い方法を模索する粘り強さこそが必要です。keep/movingということばがあります。常に好奇心と感性を動かし続けろという意味。コロナ禍で実感したのは、人が体を動かさなくなったり、思考停止に陥ったりすることがいかに危険かということでした。
 
 人生100年時代といいながら、健康寿命の平均は男性72歳、女性75歳ということです。人間にとってなにが幸せかといえば、いくつになっても自分がいきたいところに行き、やりたいことができるということに尽きると思います。コロナ禍が始まったばかりのころ、「65歳以上は外に出ないで」ということを声高にいう専門家がいましたが、年齢の枠に行動力のある高齢者までも一律に閉じ込めてしまうことに疑問を感じました。
   人口減少とともに高齢化の進行する札幌、団塊の世代が75歳を迎える2025年が間もなくやってきます。新型コロナウイルス感染の拡大にによって、人々のこうどうが変容し、地域での年齢を超えた交流が希薄化しているようですが、この分断を何とかしなくてはなりません。若い世代にとってシニアは経験と知恵の宝庫ですし、シニアにとって子供たちは新鮮な刺激を与えてくれる貴重な存在です。絆を結び直すサポートが必要でしょう。
 
 札幌市は今年8月に市政100年の節目を迎えました。令和3年市民意識調査によれば、札幌市民の「さっぽろの街に対する愛着度」は92.3%と極めて高く、「緑が多く自然が豊か」である一方で、「地下鉄やJRなど公共交通機関が整備されている」ことが魅力として挙げられています。私は平成9年から地下鉄栄町駅、栄町交通広場を核とした北部交通網の見直しを主張してきました。ビジネスや、観光、医療、そして防災拠点としても大きく期待を集める丘珠空港をはじめ、モエレ沼公園、さとらんど、つどーむなど、東区の主要施設を結ぶバス路線を整備するとともに、新交通システムの導入や土地利用の規制緩和により、様々な都市機能の集積をはかっていかなくてはなりません。
 
 パンデミックや戦争に端を発した経済問題は、社会の弱点を浮き彫りにしました。医療、介護、保育といった私たちが当たり前のように受けていたサービスがほころびをみせはじめています。国とも連携しながら早急の対策が必要です。
 
 思えば早くも3年を経過しようとするコロナ禍のために、あまりにも多くのことを諦め、希望を失いかけました。しかし、まだまだ予断は許されませんが、この世界規模のパンデミックから、私たちが多くのことを学んだことも事実です。それは、自然環境の中で起きうることは、それを冷静に観察し、思考力や想像力を一人一人が働かせて判断し、正しい行動を学べば、回避することができるということ。人の本当の力が試される試練ではあってもそのまま死を意味するわけではないということです。正解がすぐには見つからなくても決して諦めないこと。 何があっても夢は持ち続けたいものです。
 
 魅力あふれる札幌を未来に残したいと常々考えていますが、私たちが子供たちに本当に残さなくてはいけないのは「決して諦めず、夢を追い続ける姿勢」なのではないかと思います。
 引き続き諸課題に全力で取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 
 令和4年11月吉日                    
                                    札幌市議会議員 鈴木 健雄
 
 
 
令和4年4月1日 安全・快適な生活
 
ごあいさつ

 
  2年を経過しても出口の見えない新型コロナウイルス感染症、そして例年にない災害的ともいえる大雪に見舞われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
 今年は札幌市にとって大きな節目の年です。市制施行が100年前の大正11年(1922年)。そして、50年前の昭和47年 (1972年)に政令市となり、アジアで初となる冬季五輪が開催され、地下鉄や地下街などが整備されました。その後飛躍的な発展を遂げ、積雪寒冷地に197万人もの人が暮らす世界的な大都市に成長しました。
 札幌市が新年度予算を発表されましたが、全ての人にやさしい共生社会の実現、都心などの再開発やバリアフリー化に配慮したリニューアル、感染症や自然災害などさまざまな危機への対応、地球環境を考えたエネルギー転換、市民生活を向上させるためのデジタル化の推進など、コロナ後を見据えた新たな施策に積極的に取り組む方針が示されました。
 札幌市などが招致を目指している2030年冬季五輪・パラリンピックについて、開催の是非を尋ねる郵送調査は、賛成が52%反対が39%という結果になりました。オリ・パラは市民の金銭負担への懸念から慎重な意見も一定数あり、既存施設を最大に活用したコンパクトな大会を目指すことなどを、さらに丁寧に説明していく必要があると感じています。
また、今年の記録的な大雪で、交通機関の乱れや道路渋滞などが発生し、ごみ収集までがストップしました。地球規模の気候変動の中で安心・安全な都市機能を維持するためには、これまでの方法を抜本的に見直さなければなりません。市民生活は今、さまざまな危機に直面しておりますが、市民の皆さまが安全・快適な生活ができるよう全力で取り組んでまいります。今後とも一層のご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
 
2022年4月1日
                                                 札幌市議会議員    鈴木 健雄
 
 
 
令和4年1月5日  新年ご挨拶
 
私の決意

  
   令和四年の新春をご健勝で迎えられましたことを心よりお喜び申し上げます。
   昨年の解散総選挙におきましては、北海道第二選挙区支部長高橋ゆうすけ候補が東区役員をはじめ多くの党員党友の皆様のご支援とご協力を頂きながらもご期待に添うことができませんでした。心からのお詫びとお礼を申し上げます。この敗戦の教訓を来るべき参議院選に生かしていきたいと考えています。今年2022年は市政100年の年であり、冬季五輪から50年という節目の年でもあります。東区にとっても新たな街づくりに向けてスタートとなる重要な年となりそうです。すでに二年を経過したコロナ禍で足踏みしていた街づくりが再始動しています。旧札幌卸センター周辺、また2030年完成の新幹線駅周辺でも再開発が着々と進んでいます。さらに、硬式野球場が開設されるモエレ沼公園やさとらんど周辺地区の道路や土地利用方法についても議論をすすめていかなければなりません。
   2030年冬季五輪招致案の中で市は東区『つどーむ』がこの大会のフィギャースケートやショートラック等の競技場に活用されることを考えると、観客を迎える空の玄関ともなる丘珠空港の延長・ジエット化に関する議論をするのは今でしょう。
   今後とも東区、さっぽろの街づくりに渾身で取り組んでまいります。
   この一年が皆様にとりましてよい年となりますことをご祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。


令和3年1月5日  新年ご挨拶
 
私の決意


    新年あけましておめでとうございます。
   新型コロナウイルスは、全世界規模で私たちの社会生活や経済活動に未曽有の打撃を与えています。北海道・札幌市も例外ではありませんが、東区鉄東地区においては2030年北海道新幹線札幌駅開業を前にちょっとした土地バブルが起こっています。現在、札幌総合卸センターと札幌市が連携を図り再開発を進め、東2丁目には21階建てホテルと30階建てタワーマンション2棟、公園、道路整備が予定されています。さらに東3丁目には14階建て総合病院が22年着工予定で、鉄東斜め通りのにぎわいの復活が期待できそうです。私は平成7年の初当選以来、創成川の連続アンダーパス化や水辺を生かした緑の公園整備、創成1,1,1区構想の推進などに取り組んで来ましたがその完結に向け具体的な動きが見えつつあります。
 
   29年を目指し北電・中央バスターミナルが北側に移転。30年の北海道新幹線札幌開業や冬季オリ・パラ招致を見据えた札幌駅周辺の再開発はスタートが切られ、都心アクセス道路整備も住民説明に入りました。これまで日の当たらなかった創成川を挟んで札幌駅に近い東側が今、札幌の顔として大きく発展しつつあります。
 
   東区は丘珠空港、JR苗穂駅といった空と陸に開かれた玄関を持っていますが、それに新幹線東口も加わって世界に開かれた北の玄関となっていくことでしょう。未来に描かれるこうした明るいビジョンが、コロナという見えない敵と戦うエネルギーとなり、お一人お一人がコロナ禍を健康で乗り越えられることを祈念いたしまして年頭のご挨拶といたします。
 
 
令和2年3月21日 新型コロナウイルス感染症
 
私の決意


 平素より私の活動に対しましてご理解を賜り、深く感謝申し上げます。
 新型コロナウイルスが今、私たちの日常にパニックをもたらしています。最近になってほんの少しずつ正体がわかり始めてきた人類になじみのない新型ウイルスは、私たちの日常をすっかり変えてしまいました。札幌の街のにぎわいの主役のようだった中国をはじめとする外国人観光客が姿を消しました。観光業や飲食店の予約のキャンセルが相次ぎ事実上閉店しているようなホテルや飲食店。そこに外出自粛やイベント中止などが追い打ちをかけました。観光客ばかりでなく住民の消費需要も急速に落ち込み、多くの企業が苦境に陥っています。経営困難の事業所で働く人、またフリーランスで働く人の中には、現在収入が見込めない人もいます。内定取り消しも出てきています。そうした経済への影響が深刻であるばかりでなく新型コロナウイルスは私たちの生活の潤いや未来へのゆめを奪うものになりつつあります。
 
 東京五輪が開催される2020年を私たちは日本の魅力を世界に発信するまたとないチャンスととらえておりました。アテネで採火され、空路を運ばれて「復興の火」として現在東北にある聖火は、東京のオリンピックスタジアムに灯されることはあるのでしょうか。それすらも危うい状態です。
 スポーツといえば、気の毒なのは高校球児たちです。厳しい練習に耐え予選を勝ち抜き、センバツ出場を大喜びしたのもつかの間、史上初めての中止になったのです。

 オーバーシュートの起きている欧米では、今を「戦時下にある」ととらえています。グローバル化は皮肉なことにパンデミックのまん延を加速しました。私たちを含めて、数知れないほどの地球の住民が、正体の見えない敵と戦っています。最前線の医療、介護、保育といった感染のいわば最前線にいる方々には、みずからの健康にも気をつけて頑張ってほしい、研究機関には治療薬や治療法を一日も早く見つけて、日本の科学的な底力を見せていただきたいところです。

 感染症防止、克服と同時に進めていかなくてはならないのが経済対策です。政府はかってない思い切った経済対策をとるといっていますが、迅速できめ細かな対策で、体力のない中小・零細企業、フリーランスなど個人の方々にも手をさし伸べ、事業の継続と雇用や生活を守って行かなくてはなりません。

 従来通りの普通の生活ができることの有難みをしみじみと感じます。
市民の皆さんの安心・安全を取り戻すため、国・道・市など関係機関が一丸となって一日も早い終息に向けて全力で取り組みます。
   今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

     令和2年 予算特別委員会
 
 
 
 
平成30年9月19日 北海道胆振東部地震 M6.7
 
私の決意

 
▼2018年9月8日 吉川道連会長と東区15丁目屯田通り被災状況視察(北46東15丁目)
 
                         ▼北31条東15丁目
 
▼北17条東15丁目                  ▼北14条東15丁目
 
 
 
▼2018年9月16日
自民党二階幹事長・吉川道連会長はじめ同行の国会議員の皆さんに被災状況の説明や復旧予算の要望をさせていただきました。(東区東15丁目屯田通り)
 
 
  
 
 
 
 
 
2018年9月6日  ~ 北海道胆振東部地震 M6.7  
 
私の決意  

 
 2018年9月6日  午前3時08分
 背中がすごい力で突き上げられるような感覚で目が覚めました。横揺れ、携帯の警報。東日本大震災で長い揺れは経験済みでしたが、今回揺れ以上に恐ろしかったのが、家がミシミシいう音と物が落下するドン、ドンという音でした。開けた窓から、街全体がたてるゴーツという音が聞こえてきて、命の危険すら感じました。住宅が巨大な手によって握りつぶされ「壊れる」と思った瞬間、ブレーキがかかったように揺れが止まりました。午前中外に出てみると、私の住む地域はすでに被災地の様相でした。停電のため中が真っ暗のコンビ二。ドラックストアを長い列が取り囲んでいました。コンビニではパンやおにぎりはもちろん、主食変わりになりそうな菓子類の棚やアルコールを除く飲料のケース、乾電池の棚がすっぽり空いた状態でした。
   市内の地震の被害状況と同時に気がかりだったのが、前日の九月五日に強風をもたらした台風21号の爪痕でした。信号のついていない道路をスピードを落として北進し北丘珠地区を視察しました。私の悪い予感は的中し、ゆたか緑地内の大木が何本もなぎ倒されていました。

   その二日後、私は15丁目屯田通りが深く陥没した栄町を視察し、震度6弱の爪痕を目のあたりにしました。アスファルトが焼き菓子のようにザックリと割れ、トラック一台が飲み込まれそうな黒い口を開けていました。この陥没は、未曽有の被害のあった清田区と同じく、液状化が原因といいます。札幌市は地下鉄東豊線建設の際、土地を約⒑メートル掘ってトンネルを埋め込む「開削工法」を採用し、そこを砂で埋めたといいます。もともと東区は泥炭の軟弱地盤です。今後の安全のためこのあたりをしっかり検討し応急手当で終わらせずしっかり対応しなくてはなりません。
 
   ブラックアウト、そして地盤の液状化。この二つが私たちの安全安心であるはずの都市生活をずたずたにしました。これが積雪厳冬期だったら、被害はこんなもので済まなかったでしょう。冬の厳しい北海道で、電気が止まることは即、道民・市民の命を奪うことにつながり、電力会社はその責任の重さを強く認識すべきです。
 
   地震が札幌の食と観光を直撃したことは経済的にも多大な打撃です。怪我人や乳児、高齢者等が災害弱者と言われますが、危険を知らされる情報を理解できない外国人、避難経路に疎い観光客も実は災害弱者であることを認識し、どうすれば観光客が安心して戻ってくれるかを、行政のみならずあらゆる機関、人々の知恵、協力を結集して観光客や外国人ツーリストの安全を保証し、慣れない土地で不安にさいなまれることのないよう1日も早い対策とPRが必要です。

   初当選の1995年1月に阪神淡路大震災がありました。そのこともあって、1期目には環境消防委員会に所属し、災害対策がライフワークの一つとなりました。積雪寒冷地にありながら200万人の人口を抱える大都市札幌、国際都市札幌が安心安全なまちであるために、国や道、電力会社等の企業ともタッグを組んでいかなくてはなりません。ことに電力安定供給のための発電の分散化・再生エネルギーのさらなる活用・本州との電力の融通体制の強化など強く主張していきたいと思っております。

   経済・福祉・地域を元気にし、高齢者も障害を持つ人も、住み慣れた地域で安心して生きがいをもって住み続けられ、若者が明るい未来を描き、安心して子供を産み育て、札幌に根付くことができるよう全力で取り組んでまいります。今後一層のご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
 
 
 
 
私の決意~本音の政治                

平成30年10月

 錦秋の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃より議会活動、後援会活動に対し深いご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
   平成27年、皆様の絶大なご支援で6度当選を果たさせていただきました。また、お陰様で、第31代札幌市議会議長という貴重な経験をさせていただき、全国・全道の議員、行政関係者とも有意義な交流を図ることも出来ました。こうした経験や人脈を通しての情報などを今後の議会活動に生かしていきたいと考えています。

 さて、私の初当選年、平成7年1月に阪神淡路大震災がおき、1期目からのライフワークが「災害に強いまちづくり」です。その後、東日本大震災をはじめとして、全国各地で未曽有と言われるような自然災害が相次ぎました。そして、このたびの北海道胆振東部地震は札幌においても清田区、東区に大きな被害をもたらし、日本のどこに住んでいても、自然災害をまぬがれることはできず、万全の備えでのぞまなければならないことを実感させられました。

 しかし、今、私たちはそれ以上といってもいいほどの大きな問題に直面しています。
 2025年問題です。札幌において、少子高齢はすでに深刻な局面を迎えています。
 札幌の出生率は1.16。これは、全国で東京に続いて下から2番目です。晩婚化や未婚率の上昇が背景ですが、経済的な理由や子育てと仕事の両立の厳しさが出産する子供の数を少なくしています。札幌はすでに人口減少が始まっています。道内各地から若い人たちが集まってくるものの希望の職を求めて本州に流出してしまうのが現状です。その一方で、病院や介護施設が手薄な道内の地方から高齢者が流入しているのです。

 2025年には、団塊の世代がすべて後期高齢者になって、全人口の5分の1が75歳以上になると言われています。この高齢者をだれが、どのようにして支えればいいのか。高齢者の人口を考えると、すでに始まっている介護士不足にどう対応すればいいのか。国や地方自治体の負担も増えます。公助だけでなく自分の健康を自分で守る努力<自助>や地域による支えあい<共助>が重要になりなす。
 若者が札幌に根づいて働くことのできる魅力ある職場を作り、安心して結婚・出産・子育て・教育ができるきめ細かで切れ目のない支援が必要です。

 統計によれば、北海道の若者は日本一郷土愛が強いといいます。日本各地から新天地を求めてきた人々がルーツであり、豊かな自然の中で、新鮮な美味しいものを食べて育った子供たちは郷土の北海道を愛し、自慢に思っています。
 就職に関しても地元志向が強いというこうした若者たちを産業構造の偏りなどが原因で郷土に引き留めることができない。そのことに対し、北海道の政治にかかわるものとして責任を感じます。

 北海道の人口の自然減は年間23,000人、社会減は年間8,000人と言われ、現在536万人の人口は2040年には419万人まで落ち込むと予想されています。
 経済が元気で若い人たちが地元に根付いて働き、安心して結婚し子供を産み育てることができなければ、人口減少を引き留めることも、超高齢社会を支えることもできず、経済が更に縮小するという悪循環に陥ります。

 また、高齢者が生涯現役として豊富な経験と知識を生かし、健康でいきいきと自分に合った方法で社会参加をし、介護や支援が必要となっても、住み慣れた地域で生活できる体制が必要です。地域において医療・介護・介護予防・住まい・生活支援などが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の強化が必要であり、特に医療と介護の連携は必要です。また、高齢者のさらなる増加を踏まえ、特別養護老人ホームや、グループホーム、サービス付きの高齢者住宅など福祉施設の整備や介護の担い手の確保や定着の支援、介護疲れをしている家族介護者への対応も積極的に進めていかなくてはなりません。適時・適切な制度の見直しや充実が必要です。

 そして、何よりもまずは地域のみんなが支えあう共生社会を目指さなければなりません。そのためには地域で活躍する町内会、ボランティア、NPO等の皆様の地域力を大いに発揮していただけるよう行政の支援も必要であり、しっかりと応援してまいります。また超高齢社会を見据えた、都市機能をコンパクトに充実させ安心して便利に暮らせる高齢者に優しいまちづくりを進めると同時に、北海道・札幌ならではの強みでもあり、経済波及効果の大きい食・観光に加え、これから需要の拡大が見込まれる環境・健康・福祉などに関連する企業や研究機関の誘致・育成に努め、さらに新産業の創出など強力に提案をしてまいります。

 経済が元気でなければ福祉の充実はおろか、地域の元気をも失ってしまいます。札幌の経済・福祉・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。
 札幌市民、東区民の声に謙虚に耳を傾け本気で本音の政治姿勢を貫く決意です。
 今後ともご指導ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。
 

 
                                  
林檎の碑~新年ご挨拶

2017年1月1日
 
 あけましておめでとうございます。 
  皆様には、ご健勝で輝かしい年を迎えられましたことを心よりおよろこび申し上げます。
  旧年中は格別のご指導、ご支援を賜り心から感謝申し上げます。

​ さて、今年二月には、冬季アジア札幌大会が開催されます。約30の国や地域から、1972年の札幌オリンピックをはるかにしのぐ、過去最大規模の選手の参加が見込まれます。この機会に札幌のまちの魅力、北海道の食のすばらしさをアピールし、2026年の札幌オリンピック・パラリンピック冬季大会の招致につなげていきたいものです。
   二度目のオリンピックとして心がけたいのは、72年当時の施設をレガシーとしていかに活用するかということです。札幌が誇りとしている歴史や自然の調和した都市機能を次世代に継承することを念頭に置いて、目先の利益にとらわれるのではなく、ゆっくり、じっくり考える必要があります。
 
石狩の都の外の
君が家
林檎の花の散りてやあらむ

​ 石川啄木の「一握の砂」にあるこの歌の石碑が東区北11条東12丁目にあります。啄木がこの地にあった橘果樹園の娘である橘智恵子を想って詠んだものですが、私はここが札幌のリンゴ栽培の発祥の地であることを、最近まで知りませんでした。りんごの苗は明治17年に富山出身の橘仁がこの札幌村に初めて持ち込んだものだったのです。

   北海道や札幌の観光の目玉といえば、まず食の魅力があり、自然に恵まれた開放的な風土に目が奪われがちでありますが、北海道、札幌に移住した人たちにはそれぞれのルーツがあり、そこから持ち込んだ歴史や文化があることを忘れてはなりません。私も現在の北海道、札幌の発展には血のにじむような先人の労苦があったことを常に頭に置きながら、未来につながる新しい札幌のまちづくりに力を尽くしていきたいと考えています。一層のご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
​ 皆様の今年のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
 
 
 
心の通うまちづくり

2016年2月12日
 
 私たちのまち・東区を元気にしたいという思いで、20年間走り続けてきました。
まちが元気であるための条件は、ハード・ソフト両面が充実していることです。
 施設や道路などはハードであり、それを利用する人や、利用するためのサービスはソフトです。ハードを充実させるというのは、使う人というソフトの立場に立って考えることなのです。例えば公園であれば、その公園を地域の人がどう活用するかによって整備の方法は違ってきます。

 東区とひと口に言っても、高齢化が極端に進んでいるところ、子育て世代の多いところ、都心に近いところ、遠いところとずいぶん地域差があるわけですが、いろいろな立場の人たちの要望を受け、ささやかでもそれを実現できた時が一番うれしいです。

 高齢者福祉施設がご近所にあり、その忘年会に招かれました。若い人の多い職場です。毎年来ているため知っている顔ばかりです。近年、一つの職場に定着しづらいという若者の傾向について聞いていましたので、これには驚きました。介護関係は決して楽な仕事ではないはずですが、みんな仕事を続けていて、しかも実に生き生きと楽しそうにしています。人は自分の存在を必要とされることで、こんなに充実感を覚え、輝いていられるのだということに感動しました。そして、介護施設が地域にあって、入居する本人も家族も安心していられるというのはいいです。少子・高齢社会といいますが、「少子」・「高齢」というマイナスなものを取り合わせることによって、大きなプラスが生まれる気がします。

 若いお母さんたちともよく話をします。最近、「児童会館の建設を求める会」のお母さんたちと懇談しました。東苗穂、東雁来は、私が平成9年から議会で質問し、ライフワークでもあった「東雁来第2土地区画整理事業」によって、急激に人口が増加した地域です。近年、この地域には子育て世代が流入し、若々しい活気あふれるまちになりましたが、小学校の児童数が急増したため学校を増築しなければならないという市内でも珍しいエリアです。すし詰めの教室も大変ですが、問題なのは放課後です。既存の児童会館にも民間児童クラブにも子どもたちが入りきらないのです。就学児童の増加を認識して学校増築までした市は、同時に児童たちの放課後の問題についても策を講じるべきでした。

 また、「子どもたちが冬期に利用できる室内の遊び場がほしい」という要望が、他の地域のお母さんたちからありました。冬場は狭いところに引きこもりがちな札幌の子どもたちが思う存分身体を動かして遊べるように、地区体育館などの既存施設を、幼稚園、小学校の冬休みや放課後に無料で開放してもらえないかというものです。この問題についても、さきの放課後児童問題と併せて、市の早急な対応を求めているところです。

 子育て支援と言えば、待機児童の解消や保育の充実が真っ先に言われるところですが、仕事を持たずに子どもと向き合っている母親たちや、地域に遊び場のない子どもたちの問題も見逃すわけにはいきません。

 東区の元気を支えるものとして重要なのは、やはり生活道路です。まちを身体に例えるならば、道路は血管、生活道路は毛細血管です。小さな血管のつまりが大きな疾患につながるように、生活道路の整備や安全確保を怠れば市民生活はたちまち支障をきたし、場合によっては生命の危機にさらされます。「生活道路のすずき」と言われるほどに、この4年間は、皆さんの要望にアンテナを張って、生活道路整備に心をくだいてきました。

 地域の皆さんのそれぞれの目線に寄り添って、行政の気づかないようなささいな問題を見逃さず、また効率化、費用対効果を考える行政が、ともすれば棚上げにしてしまいがちな問題にも粘り強くアタックし、隅々まで温かい心の通う安全・安心なまちづくりのために、初心を忘れずに頑張ります。
 
 
 
夢ある東区・着実な実績

2015年2月12日
 
 東区まちづくりの私のスタート地点は、ある夏の日の「札幌村郷土記念館」です。今から20年余り前のこと、佐藤寿雄先生の後継として 初挑戦する市議選を翌年に控え、自分のライフワークともなるテーマを探していました。記念館の中で私に語りかけてきたのは、大友亀太郎という江戸時代に生きたひとりの男でした。旧札幌村に大農場を建設しようとした彼は、交通路であり農業用水路でもある「大友堀」を造ります。これは開拓使が置かれ、蝦夷地が北海道と改称されるよりも前の話です。私はここに札幌のまちづくりの原点を見ました。大友亀太郎の仕事には遠く及ばなくても、せめて小さな足跡ぐらいは残せないかと考え、大友堀の名残である創成川を中心としたまちづくりが私のライフワークの原点ともなりました。
 
 「栄町駅バスターミナル」「苗穂駅周辺のまちづくり」「東雁来第2土地区画整備事業」、そして「創成川通アンダーパス化」が私の4つのライフワークです。平成7年から提案してきた創生川通連続アンダーパスは平成21年に完成し、都心の渋滞は大幅に緩和され、創生川通東側地域の活性化は目を見張るばかりです。
 
 そして、平成9年から議会で提案してきた「栄町駅バスターミナル(交通広場)」が昨年12月、供用開始となりました。今後は、バスの発着便の拡大、路線の見直しなど公共交通の一層の利便性を高め、地域の活性化につなげてまいります。時代とともに、新たな課題が生まれる東区・札幌です。進行する少子化を食い止めるべく、子どもを産み育てやすい環境を整備するとともに、高齢者や障がいを持つ人が安心して便利に暮らせるためのバリアフリー化、コンパクトシティー化をさらに進めなくてはなりません。
 
 札幌市は2026年冬季オリンピック・パラリンピックの札幌誘致を表明しました。子どもたちに夢と希望を与えるオリンピック、パラリンピックは、冬季スポーツ施設の更新、バリアフリー化といったまちのリニューアルを推し進めると同時に、札幌・北海道経済全体の活性化の起爆剤になるに違いありません。また、新幹線の札幌延伸の時期のさらなる短縮にもつながり、丘珠空港の利用活用や高速道路の都心乗り入れにもつながるものと確信します。
 
 元気な東区・夢ある札幌のために、皆さまの声に耳を傾け、ともに考えながら、その声を確実に市政に届け、住んでいてよかったと思える東区・札幌のためにさらに頑張ってまいります。まちづくりは、すぐに結果の出るものではありません。20年前の大友亀太郎との衝撃的な出会いを思い起こしながら、粘り強く、諦めないまちづくりに努めてまいります。
 
                                           
札幌市議会議員  鈴木 健雄
 
 
 
 
 
過去の「私の決意」
■2017年(あけましておめでとうございます) ■2016年(心のかようまちづくり) ■2015年(夢ある東区 着実な実績)
■2010年(本気の政治-私の決意)

 
 
絆が社会を変える
2014年9月30日
 
 北国の秋らしい風の冷たさに、身の引き締まる思いです。皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
日頃から議会活動、後援会活動に対し深いご理解とご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
 
 平成23年、皆様のご支援で五度市政へお送りいただきましてから、今任期も残すところ7カ月足らずとなりました。今期は、総務委員会、経済委員会、財政市民委員会に所属して、札幌市のまちづくり計画など積極的な議論を重ねてきました。現在は文教委員会に所属して、利用者、事業者どちらもがさまざまな不安をもつ子ども・子育て支援新制度について、勉強会を持ちながら真剣に議論するなど議会活動に誠実に取り組んでいるところです。
 
 今期1年目の平成23年9月、視察で三陸の東日本大震災被災地を訪れました。当時は、津波によって陸に上がった大型漁船や横転した燃料タンクはそのまま放置され、電線に引っかかったままの被災者の服がなまなましい姿をさらしていました。津波で海水を浴びた街に立ち込める濃縮されたような磯のにおいを今も忘れることができません。若い女性職員が防災無線で避難を呼び掛け、最後には津波に呑まれ殉職したという南三陸町防災対策庁舎は骨組みだけになり、そのあたりにおびただしい数の紙片が散乱しています。手に取るとそれは候補者の名前が書かれた投票用紙で、町民の安全、安心な生活への思いや政治に対する期待に胸の詰まる思いでした。大災害は南三陸町の人々が長い年月をかけて築いてきたものや多くの住民の願いを一瞬にして奪い去ってしまったのです。私たちは、この国で起きた災害の記憶を薄れさせることなく、目で感じたことを知恵に変え未来に生かしていかなくてはなりません。

 人と人との絆の大切さを改めて気づかせてくれた震災でしたが、翌年の平成24年1月、札幌市白石区で姉妹が孤立死するという大変痛ましい事件が起きました。姉は職探しと、障害を持つ妹を預ける施設探しをしており、生活保護の相談にも複数回訪れていたにもかかわらず、結局誰もこの姉妹を助けることができなかったという事件です。明らかに困窮状態にある姉妹からのSOSを見過ごした行政側の対応は明らかに問題ですが、姉妹を死に追いやったのは、本音で相談できる知人がいなかったこと、働く意思のある姉に安定した職や働く機会を与えることができなかったことなど、さまざまな社会的要因があったようです。
 
 都市化,核家族化とともに共同体が崩壊し、地域では今高齢者や障害を持つ人の孤独死が後を絶ちません。札幌市においては、道内の疲弊した地域からの流入により、高齢者の人口はますます増え、2030年には37%が単身世帯という本格的な「無縁社会」に突入します。無縁社会は高齢者や障害を持つ人のみならず、子どもを産み育てるお母さんが孤立する社会でもあります。
   これからの札幌に必要なのは福祉の充実はもちろんのこと、地域に生じた問題を地域の中で知恵を出し合って解決できる地域力です。「地域の力」として、町内会や、NPO、ボランティアをつうじて長年にわたって献身的な努力をされてきた方々には本当に頭の下がる思いですが、その知恵が新しい世代に引き継がれ、さらに多くの人々を巻き込む輪となれば「地域力」がさらにパワーアップすることはまちがいありません。あの未曾有の災害が気づかせてくれた「絆」を家族や地域がいかに取り戻し、行政とも一体となって新たな「絆」をいかに創造していくかが今後の社会を生き抜く知恵です。

 
 深刻な少子・高齢者社会である札幌の福祉の充実は経済基盤なしでは語れません。地元にブランド企業が少ないために若い労働人口が首都圏に流失してしまうのも深刻な問題です。札幌の背景にある北海道の豊かで安全・安心な食材や森林資源を活用し、知恵を絞って付加価値を高め、札幌ブランドとして世界のマーケットに発信するなど、北海道と札幌が連携して新産業を育成することが経済活性化の鍵です。 経済の足腰がしっかりすれば、そこに住む人は心も体も元気になります。先ず若い人たちがこのまちで働き、子どもを産み育てたいと思うきもちにしなくてはなりません。そして、行政とのパイプとなりながら、地域力をサポートし、子どもたちも高齢者も障害を持つ人も子育て中のお父さんお母さんも、すべての人が安心して暮らせるぬくもりと、潤いのある魅力的な東区、札幌のまちづくりを目指します。
 
   札幌の経済・福祉・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。
   札幌市民、東区民の声に謙虚に耳を傾け本気の政治姿勢を貫く決意です。
   今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申しあげ、私の決意表明といたします。

平成26年9月吉日
札幌市議会議員 鈴木 健雄

 
 
 
札幌市議会議員 鈴木健雄
 
 札幌市議会では今、総額8848億円というかってない規模の予算をめぐって審議がなされています。足腰の強い経済を目指すアベノミクスの元で企業収益を改善し、実感はまだ薄いながらも、雇用や個人消費もゆるやかに回復の兆しを見せていると言われています。
   国の積極的な経済対策の効果を背景とし、前政権で半減していた社会基盤整備費も大幅に増額され、平成26年度予算は積極的予算となりました。
 
 政権交代以来、私が力を入れてきたのは、地域の生活道路や公園の改良工事などです。都心こそ国際都市としての華やかな顔を持つ札幌市ですが、周辺地域には整備・改善がまだまだ必要なところがあります。社会基盤整備予算の取れる今こそが、その部分に目を向けるチャンスでもあります。
 
 同じ札幌市民であっても、住む地域によって交通網やショッピングの利便性に格差があり不公平だという声を耳にします。観光客の目を引くために都心や観光スポットばかりをゴージャスに飾り立てる前に、一定の行政サービスがすべての市民に行き届いているかを考えることが重要です。
 
 私の長年のライフワークでもあり、東区の地域中心核とも言える栄町バスターミナルは平成26年度内着工予定であり、苗穂周辺のまちづくりも平成30年を目指して駅舎の移転・橋上化の予定です。
また、東雁来第2区画整理事業は未利用地だった12.8ヘクタールをものづくり関連事業の誘致適地として用途変更し、今年秋から段階的分譲の予定です。
 
 さらに、待機児童対策や高齢者福祉施設の新設にも力を入れてきました。
 
 今こそ、国の好循環実現のための経済対策を積極的に活用して札幌の将来を見据えた産業の育成や社会資本の整備に取り組み、市民が生き生きと活動できる札幌を目指していかなくてはなりません。同時に、住む人が安全安心に医療を受け、子供を育て、豊かな老後を迎えるための福祉が充実していて初めて、札幌が国際都市として真に胸を張ることができるものと確信しています。
   東区に生活するすべての人が「ここに住んでよかった」と思えるような、活力と潤いや温もりのあるまちづくりを目指してまいります。
 
平成26年5月発行(すずき健雄政務調査だよりに掲載)
 
 

 
 

 世界で例をみないほどのスピードで進行する日本の少子・高齢化。札幌においても例外ではありません。この深刻な現状にどう対応するのか。少子・高齢を軸として政策を考えると同時に、経済が元気でなければ、福祉の充実ははかれません。

 札幌に住む高齢者の6割以上が現状の住み慣れた場所で生活を続けることを望んでいますが、地域の現状は厳しいものです。市街地の空洞化で地域に昔からあった商店が閉店し、歩いて買い物に行っていた高齢者などが買い物難民となるケースもあります。また、公共交通のネットワークも地域の高齢者にとってやさしいものでなくてはなりません。私は栄町バスターミナルの整備をライフワークとしてきましたが、地下鉄駅を中心核とした交通弱者にも便利な「コンパクトなまちづくり」を進めてまいります。
 
 札幌市民の市政に対する要望のトップは、いつの時代も「除雪に関すること」です。人口190万人以上を有する札幌の都市機能と経済活動を維持するのみならず、高齢者などにやさしい、きめ細かなものでなくてはなりません。また要望の2番目は「犯罪のない安全・安心なまちづくり」ですが、予防・啓発活動と同時に犯罪の起きない環境を、関係機関や地域の皆様と一体となって取り組んでまいります。
 
 日本全体が人口減少の時代にあって、札幌の人口は今もなお増え続けています。
 
 しかし、これは出生による自然増ではなく、地方からのとくに高齢者の流入による社会増です。この裏には地方の深刻な人口減少の加速があり、北海道全体を考えれば喜べない現象です。地方が疲弊する今こそ、北海道と札幌が強味・弱味を補完しあいながら、北海道・札幌の魅力を国内外に発信していかなければなりません。さらに、地元にブランド企業の少ない札幌においては、若い人たちの首都圏などへの流出も深刻な問題です。新産業の育成や誘致など、札幌の経済に活力をあたえていかなくてはなりません。
 
 札幌の経済・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。子供から高齢者まで、すべての市民が住んでいてよかったと思えるまちづくりを目ざします。

平成26年4月11日
札幌市議会議員 鈴木 健雄

 

 

―さっぽろのカーリング―
 
 昨年秋、公共施設では全国初の通年型カーリング専用リンクが、札幌市豊平区に誕生しました。世界の頂点を目指す地元チームによって、今、熱い戦いが繰り広げられています。
 
 東区美香保体育館のカーリング場は、愛好者の強い期待に応えるべく、私が平成8年3月の予算特別委員会で提案・再質問を行い「前向き」の答弁を引き出し、平成9年にオープンしたものです。最近こそ多くの人々に認知され、華やかな話題も多くなったカーリングですが、ウインタースポーツのメッカ札幌にあってさえ、当時はまだマイナーな存在でした。地域の若い人たちに誘われ、事務所近くの公園に水を撒いて、手づくりカーリング場を作ったことなどを懐かしく思い出します。
 
 1月末のある日、あの頃を思い出しながら美香保体育館カーリング場に行ってみたところ、すべてのレーンが関西からの修学旅行生に貸切状態で、立ち入ることが出来ませんでした。しかし、これさえも私にとっては嬉しい出来事でした。何としても期待に応えなければという思いが設立に結びついた地元のカーリング場が、スポーツツーリズムの拠点となり、市内に通年型の専用カーリング場まで誕生しています。厳しい時代にあっても、札幌のカーリングは着実に歩みを進めています。 公園の手づくりカーリング場が原点であったように、夢に近づくためには、身近で地味なことからはじめの一歩を踏み出さなくてはなりません。
 
 昨年の暮れ、自民党は衆議院選挙で圧勝し、3年数カ月ぶりの政権奪還を果たしました。この勝利は自民党への大きな期待というよりは「約束を守れない政治」「決められない政治」によって自壊した前政権政党によってもたらされたものです。それを謙虚に受け止めて、本当の信頼を勝ち取るために、大胆な発想と繊細な気配りをもって市民の期待に応えていかなければならないと考えています。
 
 脱デフレに積極的に舵を取った国の政策ですが、札幌市における経済再生には何が必要なのか、それが盛り込まれた今年度予算となっているのか、さらに子供から高齢者までそして生活弱者に配慮がゆきとどいたものであるのか、議会でしっかりと正していくつもりです。

 
 カーリングはストーンを氷上にすべらせ、ゴールさせるというシンプルなスポーツのようですが、氷上のストーンを見るリーダーの冷静な判断力や集中力、そしてブラシを駆使してストーンを導くメンバーとの信頼関係や支えあいがものを言う奥の深いスポーツです。さらに、日頃からのたゆまぬトレーニングに支えられた強靭な足腰が勝負のスポーツでもあります。
 
 時代を読む目を持ちながら、前を見て着実に共に支えあい安全安心を実感できるまちづくりを目指してまいります。
 
札幌市議会議員 鈴木 健雄
 
▲札幌国際大学チームの皆さんから指導をいただきました。(1月27日)
 
  
▲第53回 札幌市民体育大会カーリング競技大会で協会顧問としてご挨拶(2月23日)
 
 

 
 
 
 

2011年2月17日

 数字で見る限り、札幌市の犯罪は平成13年をピークに減少傾向にあるという。しかし、私自身を含め市民にとって、札幌という都市が「安全安心なまち」になってきているという実感は少ないのでないだろうか。窃盗や車上狙い、ひったくりなどはもはや日常茶飯事だが、近年の特徴として気になるのは、振り込め詐欺など高齢者の善意につけこんだ卑劣な犯罪、インターネット等を利用した巧妙な犯罪、そして無差別・衝動的にいともたやすく人命を奪うような残酷な犯罪など、内容的にはどぎつさを増している点だ。現代的に進化した一筋縄ではいかない、こうした犯罪に立ち向かうには、情報を地域で共有し、住民が知恵を絞り合うチームプレイが大切になるのはいうまでもない。
 
 行政的な言い回しでは「防犯意識を高める広報啓発」が必要であり、「防犯力を高める情報発信」さらには「子ども等の防犯力の育成」が必要ということになるだろう。
 
 子どもや高齢者にとって住みよいまちかどうかは、その地域コミュ二ティが活発に機能しているかどうかにかかっているが、特に犯罪を未然に防止できるかどうかは、地域力・ご近所力によるところが大きい。行政への橋渡しをし、パイプ役となって地域力をさらにパワーアップさせることができたらということを、議員として日ごろから心がけているつもりである。 しかし、犯罪防止というものをもっと本質的に考えるには、さらに広い視野が必要である。犯罪から身を守るという視点から対処するだけでは、犯罪の温床という、その社会の性質は変わらない。「罪を犯す側」を変えていくということを含めて、社会全体を明るい方に変えていくことが必要だ。
 
 犯罪の予防につとめ、過って罪を犯した人々を導いて更生させ、犯罪の防止に努める保護司の活動は、こうした点でまさに重要である。罪を犯すのは悪魔でも野獣でもなく、一人の人間である。法の裁きによる刑を終えたものを健全で善良な市民として更生させ、受け入れていくことも成熟した社会の使命である。
 
 私自身は市会議員であると同時に札幌市東区保護司会に所属する保護司という立場だが、犯罪者の更生や再犯の防止の鍵となるのは、その社会が彼を一人の生活者として受け入れ得るかどうかだと思う。社会の異分子として排除されがちな彼らが仕事を持ち、収入を得ることによって自立するための積極的な支援を心がけていかなくてはならない、保護司・雇用主会・更生保護事業に理解の深い市会議員で札幌市議会の中に「更生保護事業を支援する協議会」を超党派で14名の議員により立ち上げた。不肖ながら私が会長となり、行政・企業・保護司会・更生保護女性会・BBS会・その他の団体と連携を深めるとともに、市議会・行政機関・企業の中に更生保護事業を支援する輪を拡げていきたい。
 
 近年、札幌市民の切実な要望は、除雪に替わり「犯罪のない安全・安心なまちづくり」となっているが、それはまさに保護司の掲げてきた、「社会を明るくする運動」の行きつくところである。
   札幌市議会更生保護事業を支援する協議会に対し、それぞれの立場における経験と炯眼を生かした御指導をいただければ幸いである。
 
札幌市議会更生保護事業を支援する協議会長
札幌市議会議員 鈴木 健雄
 

 

2010年12月1日

謹啓 師走の候、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は議会活動、後援会活動に対し深いご理解とご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
 
 平成19年、皆様のご支援で四度市政へお送りいただきましてから、今任期も残すところ7ヶ月足らずとなりました。今期前半は2年連続で厚生常任委員会と出資団体改革調査特別委員会に所属し、福祉の充実や出資団体の統廃合等について議論を重ねてまいりました。また、後半の二年間は会派の会長として議会活動に誠実に取り組んでいるところであります。
 
 さて、私のライフワークの一つであります創成川通り連続アンダーパスが平成21年度、ついに完成いたしました。都市交通の渋滞緩和を評価する声も多く、その地上部には自然の彩りと潤いをもたらす親水広場も少しずつ姿を見せつつあります。また、私のもう一つのライフワークであり、1期目より提言を繰り返してまいりました「栄町バスターミナル」は用地確保の目途が立ち、23年度内に交通広場としての整備を目指し、本格的に始動する予定です。これらの事業は、私が議会で何度も提言をしてきたものであり、その一つ一つが着実に実現されていくことは喜びであり、更なる挑戦の意欲を感じます。
 
 今日、札幌を取り巻く経済環境、雇用環境はきわめて厳しい状況です。一方、世界の情勢は国境を越えて人や物やお金、技術、情報が自由に行き交うボーダレス時代を迎えています。今、求められているのは、このような環境の変化に対応しうる経済基盤の確立です。
 
 札幌は北緯43度の積雪寒冷地という冬期は比較的厳しい自然条件にありながら、地球規模で見ても突出した人口を抱える都市として発展して来ました。札幌の気象条件を克服した都市機能は世界に誇るものですが、私は冷涼な気候や積雪といった札幌の自然条件そのものが経済発展の鍵を握るものと考えています。現在、地球温暖化対策や二酸化炭素排出規制が叫ばれていますが、札幌の冷涼な気候を自然冷熱による省電力化は、IT化の急速な発展によって消費電力が急増する社会がまさに求めているものです。すなわち、札幌の冷涼な気候や雪による冷熱エネルギーを活用し、省電力化の技術開発、導入をすすめ、道外から雪冷房を利用したサバー基地やコールセンター、大規模機械工場などを戦略的に誘致すれば、経済を活性化させ雇用の拡大を計ることが可能です。また、高気密、高断熱住宅等のノウハウや除雪、ロードヒーティングや融雪技術など積雪寒冷地独自の高い環境技術をロシアなど北方圏の国に向けて発信していくこと。マイナスの条件をプラスに転換する知恵そのものを輸出することも有効なのではないでしょうか。
 
 さらに、札幌の背景には北海道の豊かな自然があることを忘れてはなりません。北海道の安全・安心な食材や豊富な森林資源を産学官連携や、農商工連携で知恵を結集し、付加価値を高め北海道、札幌ブランドとして世界のマーケットに向けて発信する。北海道と札幌の連携による新産業の育成も経済活性化の鍵です。
 
 さらに、観光、イベント、プロスポーツの役割も重要です。北海道・札幌を代表する三大イベントの「さっぽろ雪まつり」の経済効果は約320億円、「YOSAKOIソーラン祭り」は233億円、そして「プロ野球日ハム戦」は約200億円の経済効果があるといわれています。一方で、札幌の既存施設や自然遺産の中にはその魅力が十分に生かされていないものがあることも事実です。伝統ある札幌市円山動物園の入場者数は年間約九十万人で、近年観光スポットとして注目を集めている旭川市旭山動物園の200万人には遠く及びません。最近ブームになっているフイルムコミッションも積極的な取り組みが必要です。
 
 福祉の充実も重要です。近年、札幌で忘れることの出来ない2つの事件がありました。一つは一昨年、19才の女性が小学校六年から母親によって監禁され続けていた事件であり、もう一つは今年春のグループホームの火災によって9人の高齢者が焼死した事件です。いずれも行政側の甘さが指摘されるところですが、地域との連携などによって悲劇を防ぐことは出来なかったのでしょうか。全国で後を絶たない乳幼児や児童の虐待、不明高齢者問題を解決していく鍵となるのが「地域力」や「ご近所力」であると私は思います。
 
 札幌市民の最も切実な要望は、「除雪」に変わって近年、「犯罪のない安全・安心な街づくり」となっています。地域は、女性にとっても子供たちにとっても高齢者にとっても便利であると同時に安全・安心なものでなくてはなりません。そこで私は「更生保護事業を支援する協議会」を超党派14名の議員と共に立ち上げました。ともすれば被害者の立場だけから捕らえがちな犯罪というものをもっと広い視野から受け止め、行政、企業、その他の民間団体と連携を計りながら、再犯防止を含め犯罪のない明るい社会をつくことが目的です。そして、この「犯罪のない安全・安心な街づくり」のためには、地域で活躍する町内会をはじめ、ボランティアやNPOの皆様の「地域力」や「ご近所力」が必要なのはいうまでもありません。行政とのパイプとなりながら、地域力をサポートし、子供たちも、高齢者も、障害を持つ人も、子育て中のお父さんお母さんも、すべての人がぬくもりや潤いを感じ、若い人たちがそこで生き、そこで働くことを夢見るような魅力的な東区、札幌の街づくりを目指します。
 
 札幌の経済・福祉・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。札幌市民が東区民が今本当に求めている「本音」に耳を傾け、本気の政治姿勢で全力疾走する決意です。今後ともご指導ご支援のほど宜しくお願い申し上げ、私の決意表明とさせていただきます。
謹白
 
平成22年12月吉日
札幌市議会議員 鈴木 健雄
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2010年6月
本気の政治ー私の決意

 
   国民の大きな期待を担って政権交代が実現した新体制に今、失望感が広がっています。
   これまでの政治は「本気で国の将来と国民の幸せを願った」ものではなかった。
   民主主義において、政治は本来何なのか、誰のものなのかという原点にたって私たち地方議員も衿を正し、議会改革・行財政改革を断行して行かなくてはなりません。今、真に求められているのは市民の目線に立った本気で本音の政治です。
 
   東区のある70代の女性が私に、「年金や介護などの今の自分のことも不安だが、今一番心配なのは孫の就職が決まらないことです」と、切実に話していました。札幌の求人状況は全国でも最低レベルです。まず景気・雇用対策です。さっぽろの特性を生かした産業の育成やアジアの近隣諸国への積極的な観光誘致などで経済をいきいきとよみがえらせることが、私の第一のテーマです。私が韓国の大田広域市との姉妹都市提携に積極的に取り組んできたのもそのためです。
 
福祉の充実も大きなテーマです。高齢者福祉施設の充実、待機児童解消のための保育施設の整備、そこで働く人たちの処遇改善などの問題が山積みしています。
 
   さらに、私のもう一つの大きな柱となるのが、高齢化社会を見据えた街づくりです。各地域に中心核を設けながら都市機能を充実させ、周辺住民が安心して便利に暮らせる「コンパクトなまちづくり」を進めることです。そのためには、地域で活躍する町内会をはじめ、ボランティアやNPOの皆さまの「地域力」が必要であると同時に、「地域力」を大いに発揮していただくための行政の支援も必要です。
 
   札幌の経済・福祉・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。
   本気で本音の政治姿勢で全力で疾走する決意です。
                                                
札幌市議会議員      
                                                                                                               
鈴木 健雄