2018年10月25日

ご挨拶 人もまちもいきいき


 愛するさっぽろ 愛する東区
     ながく住み続けている人も
   新しく住みはじめた人も
  このまちが安心で、便利で、ゆたかで
楽しいことが沢山あって、このまちこそが
    こころのふるさとになるような
  そういうまちを一緒につくりたい。

  
 
 
 錦秋の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
   日頃より議会活動、後援会活動に対し深いご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
   平成27年、皆様の絶大なご支援で6度目の当選を果たさせていただきました。また、お陰様で、第31代札幌市議会議長という貴重な経験をさせていただき、全国・全道の議員、行政関係者とも有意義な交流を図ることも出来ました。こうした経験や人脈を通しての情報などを今後の議会活動に生かしていきたいと考えています。
 
   さて、私の初当選年、平成7年1月に阪神淡路大震災がおき、1期目からのライフワークが「災害に強いまちづくり」です。その後、東日本大震災をはじめとして、全国各地で未曽有と言われるような自然災害が相次ぎました。そして、このたびの北海道胆振東部地震は札幌においても清田区、東区に大きな被害をもたらし、日本のどこに住んでいても、自然災害をまぬがれることはできず、万全の備えでのぞまなければならないことを実感させられました。
 
   しかし、今、私たちはそれ以上といってもいいほどの大きな問題に直面しています。
2025年問題です。札幌において、少子高齢はすでに深刻な局面を迎えています。札幌の出生率は1,16。これは、全国で東京に続いて下から2番目です。晩婚化や未婚率の上昇が背景ですが、経済的な理由や子育てと仕事の両立の厳しさが出産する子供の数を少なくしています。札幌はすでに人口減少が始まっています。道内各地から若い人たちが集まってくるものの希望の職を求めて本州に流出してしまうのが現状です。その一方で、病院や介護施設が手薄な道内の地方から高齢者が流入しているのです。
 
   2025年には、団塊の世代がすべて後期高齢者になって、全人口の5分の1が75歳以上になると言われています。この高齢者をだれが、どのようにして支えればいいのか。高齢者の人口を考えると、すでに始まっている介護士不足にどう対応すればいいのか。国や地方自治体の負担も増えます。公助だけでなく自分の健康を自分で守る努力<自助>や地域による支えあい<共助>が重要になりなす。
 
   若者が札幌に根づいて働くことのできる魅力ある職場を作り、安心して結婚・出産・子育て・教育ができるきめ細かで切れ目のない支援が必要です。
 
   統計によれば、北海道の若者は日本一郷土愛が強いといいます。日本各地から新天地を求めてきた人々がルーツであり、豊かな自然の中で、新鮮な美味しいものを食べて育った子供たちは郷土の北海道を愛し、自慢に思っています。就職に関しても地元志向が強いというこうした若者たちを産業構造の偏りなどが原因で郷土に引き留めることができない。そのことに対し、北海道の政治にかかわるものとして責任を感じます。
   
   北海道の人口の自然減は年間23,000人、社会減は年間8,000人と言われ、現在536万人の人口は2040年には419万人まで落ち込むと予想されています。
     経済が元気で若い人たちが地元に根付いて働き、安心して結婚し子供を産み育てることができなければ、人口減少を引き留めることも、超高齢社会を支えることもできず、経済が更に縮小するという悪循環に陥ります。
 
   また、高齢者が生涯現役として豊富な経験と知識を生かし、健康でいきいきと自分に合った方法で社会参加をし、介護や支援が必要となっても、住み慣れた地域で生活できる体制が必要です。地域において医療・介護・介護予防・住まい・生活支援などが一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の強化が必要であり、特に医療と介護の連携は必要です。また、高齢者のさらなる増加を踏まえ、特別養護老人ホームや、グループホーム、サービス付きの高齢者住宅など福祉施設の整備や介護の担い手の確保や定着の支援、介護疲れをしている家族介護者への対応も積極的に進めていかなくてはなりません。適時・適切な制度の見直しや充実が必要です。
 
   そして、何よりもまずは地域のみんなが支えあう共生社会を目指さなければなりません。そのためには地域で活躍する町内会、ボランティア、NPO等の皆様の地域力を大いに発揮していただけるよう行政の支援も必要であり、しっかりと応援してまいります。また超高齢社会を見据えた、都市機能をコンパクトに充実させ安心して便利に暮らせる高齢者に優しいまちづくりを進めます。特に冬の生活道路のきめ細かな除排雪は重要であり、間口除雪も大きな課題です。同時に、北海道・札幌ならではの強みでもあり、経済波及効果の大きい食・観光に加え、これから需要の拡大が見込まれる環境・健康・福祉などに関連する企業や研究機関の誘致・育成に努め、さらに新産業の創出など強力に提案をしてまいります。
 
   経済が元気でなければ福祉の充実はおろか、地域の元気をも失ってしまいます。札幌の経済・福祉・地域を東区発信のパワーで元気にしたい。
札幌市民、東区民の声に謙虚に耳を傾け本気で本音の政治姿勢を貫く決意です。
   今後ともご指導ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。
 
 平成30年10月吉日
 
札幌市議会議員
鈴木 健雄

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